部屋の断熱で寒さ対策 |
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リビング階段の寒さ対策リビング階段は生活するうえで何かと便利で利点が多いですが、冷暖房の効率が悪いというデメリットがあります。 でも大丈夫! カーテンを取り付けるだけで十分な寒さ対策が行えます。 カーテンの取り付け手順
カーテンのサイズの選び方ですが、通常カーテンの幅は下記の計算方法が最も理想的と言われます。 ・ カーテンレールの長さ×1.05 ただ、既成サイズの場合なかなかピッタリサイズは見つからないので、カーテンの幅はカーテンレールの長さ+10〜30cmで収まるよう選べば、ある程度綺麗な仕上がりになります。 ちなみに我が家の場合だと、階段の幅が80cmでカーテンの幅は100cm。理想のサイズよりも16cm大きいですが、それなりに綺麗だと思います。 肝心な温度の効果ですが、絶大です。 カーテンとロールスクリーンリビング階段にどちらを取り付けるか迷われてる方もいらっしゃると思うので、メリット&デメリットを箇条書きにして比較してみます。 カーテン
カーテンはロールスクリーンと違って収納が邪魔という意見もありますが、使用しない時期はカーテンレールから外しておけばいい(1分程度の作業)ため、デメリットに加えていません。 |
吹き抜けの寒さ対策我が家の吹き抜けです。1畳に満たない面積ですが、暖かい空気が逃げるには十分なスペースです。 ここに取り外し可能な断熱パネルを設置し、採光のメリットを生かしつつ吹き抜けを塞ぎます。 3cm×3cmの角材で吹き抜け面積に合った長方形の木枠を作ります。
ネジは3mm×50mmのコースレッドを使用。木材同士を止めるにはこのネジが最適。ネジ打ちする面が狭いので、割れぬよう必ず下穴を空けて慎重にネジを締めていく。壁面を傷つけないようにするため、ネジの頭部は埋め込むこと。 断熱パネルのメンテナンス性を考えて取り外しを容易にするため、散々悩んで選んだのが、この取り外し可能な蝶番。 開く側の木枠にすき間テープを貼り、木枠と断熱パネルの接着をするための両面テープを貼る。木枠の両端はスムーズな開閉が出来るよう、モヘアタイプ(毛足のあるタイプ)のすき間テープを貼る。スポンジタイプのすき間テープでは摩擦抵抗が大きいため開閉が困難になるので注意。 ここで使ったすき間テープはどちらも100円ショップで購入。ホームセンターの1/4の価格なので大変お得。屋内使用なので質にこだわる必要はない。 ただ、木枠と断熱パネルを接着する両面テープはしっかりしたものを選ぶこと。常に太陽光を浴びる場所で温度変化もある状況で高い密着性が必要なため。 今回のDIYの要である断熱パネルは、旭硝子製 ポリカーボネートのツインカーボを使用。 中空構造のため大変軽くて空気の層が入るため断熱効果も非常に高く、強度も強い。しかも大変安価。 半透明なのでしっかり採光も取れます。 採光性と見た目重視でガラスのような純透明アクリル板も考えたが、とにかく高価で重量もあり、板が反ってしまうリスクもあるので不採用。 ポリカーボネート板はインターネットで注文。おそらくこのショップが最安値だと思います。板のカットもしてくれるので大変便利でおすすめです。 尚、ホームセンターでも「ポリカプラダン」という似た商品が売られていますが、強度など質の観点からおすすめしません。 ポリカーボネート板のカット面の穴をテープで塞ぎます。これをしないと板の中にゴミや埃が入ってしまって大変なことになります。テープは耐候性のある高品質で丈夫なものを使いましょう。完全に見えない場所であれば、アルミテープもおすすめです。 テープで塞いだらパネルを木枠に置きますが、両面テープのはくり紙は先端2cmほど剥がして、あとは剥がさずそのままの状態で。パネルの貼り付け位置にピッタリと合わせたら、はくり紙を横に引っ張り剥がしていく。 黒い両面テープの部分をしっかり圧着して密着性を高め、パネルは完成。 木枠の中心に仕切り板を入れたのは木枠の強度を高めるためはもちろんのこと、ポリカーボネート板を2枚に分けたかったためです。2枚に分けることによって板が反ってしまうリスクを無くし、万一片方のポリカーボネート板が損傷した場合でも交換を容易にすることができます。 完成したパネルを取り付ける壁面に合わせて蝶番を結合。 パネルの収納はこのように壁面に固定させます。レバーを下に下げてロックします。 この金具はステンレス製の角ラッチを使用。通常はドアの内鍵として横にスライドして使うものです。 パネルの開く側(蝶番の反対側)の木枠を止めるステーを設置。L字の金具はホームセンターで購入。 ステーをネジ止めする場所に下地が入っていないため、石膏ボードにアンカーを打ち込みます。壁裏の下地の探し方は通常下地探しという道具を使いますが、筆者の場合は壁を叩いて音で判断しています。この方法はかなり慣れが必要ですが筆者の場合は8割当てられます。ただし、2割はずします(笑) アンカーの打ち方ですが、まず壁に直径7mm程度の穴を空けます。結構大きな穴を空けるため、最初はビビるかもしれませんが、自分を信じて穴を空けます。石膏ボード用アンカーは下穴不要なタイプが主流ですが、確実に真っ直ぐ打ち込むために穴を空けた方が作業が楽です。 完成です。吹き抜けが断熱パネルで塞がれ、採光もしっかり取れています。 断熱パネルを折りたたんで収納した状態です。 |
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